Verle las orejas al loboの意味、例文、由来

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今回は

“Verle las orejas al lobo”

という表現。

意味

直訳の意味は、「オオカミの耳を見る」です。

オオカミというと、怖いイメージですよね。
慣用句の意味は、「危険を察知する」「怖い思いをする」です。

Verleは「Ver」が「見る」という動詞です。
  「le」は後ろにくっつく間接目的語というもので、
 「それを」のような意味ですが、少しややこしいので
  Verleで「それを見る」という意味と思ってください。
Lasは、英語の「the」と同じように使われる冠詞です。
 スペイン語では冠詞が女性名詞/男性名詞、単数/複数で異なり、
 lasは複数女性名詞用です。
 後の単語「orejas」が複数女性名詞なので「las」をつけます。
 後の単語が単数女性名詞なら「la」を使い、
 男性名詞の場合は「el (単数)」、「los (複数)」を使います。
Orejasは「耳」という単語の複数形です。
 単数形はorejaですが、動物には耳が二つあるので複数を使うわけです。
alは「a」と「el」がつながった単語です。
 「a」は英語の「to」と同じで、「~に」という意味です。
 「el」は上記の単数男性名詞用の冠詞です。
 後の「lobo」は男性名詞なので「el」を使います。
 文法的に「a el」と連続するときは「al」と変わります。
 始めは慣れないかもしれませんが、なぜこうするのかというと、
 多分単純に言いやすいからだと思います(笑)
 日本語的には「~を見る」なので「を」を使いますが、
 スペイン語では「a」(「~に」に相当) を使います。
 これは言語の違いというしかないかと思います。
Loboは「オオカミ」という意味の単語です。

例文

Cuando él tuvo el infarto, le vio las orejas al lobo y dejó de beber alcohol.
→彼は心臓発作を起こした時にとても怖くなり、お酒を飲むことをやめた。

No voy a comprarme el coche… están despidiendo a mucha gente en mi trabajo y le he visto las orejas al lobo.
→車は買わないことにするよ…。職場でたくさんの人をクビにしていて、僕も危険を感じている。

由来

由来は、オオカミがとても怖い存在なので、耳を見ただけで危険を感じると言うことからですね。

日本ではニホンオオカミが既に絶滅してしまっていますが、滅多に出会うことはなかったと思うので、強さと神々しさの象徴のように捉えられていると思います(恐れといより、畏れ?)。しかし、ヨーロッパではもっと生活に近い存在で、イソップ童話の「オオカミ少年」や、グリム童話の「赤ずきんちゃん」でも登場しますね。

グアナフアト大学、メキシコ・グアナフアトにて





参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.academia.andaluza.net/practicar/verle-las-orejas-al-lobo/
http://working-language.blogspot.com/2012/05/ver-las-orejas-al-lobo.html

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