スペイン語の慣用句紹介です。
他のスペイン語の慣用句はこちら。
今回は
“Ser uña y carne“
という表現。
そのままの意味だと、「爪と肉」。
これだけでわかる人はいないかな・・・?
Serは英語の「be」動詞です。
※ 前回紹介したEstarもbe動詞。スペイン語はbe動詞が二つあります。
使い分けはけっこう奥が深いのですが、簡単に言ってしまうと
Estarは変化する状態(前回の怒っている状態など)、
Serは変化しない状態を指すことが多いです。
Uñaは「爪」という意味。ñaは、「ニャ」と発音するので、「ウニャ」と読みます。
yは英語の「and」「と」という意味です。
Carneは「肉」で、この表現では爪の下の指の肉を指します。
では、Ser uña y carneはどういう意味でしょう?
これは「とても仲が良い」という意味です。
例文:
Olga y Ana son uña y carne, nunca se separan.
→オルガとアナはとても仲が良く、いつも一緒にいる(直訳: 離れることがない)。
由来は、爪と指の肉がいつもくっついていて離れることがないことからです。
「爪と肉」と聞くと一瞬怖い意味かな?と思いますが、
以外にもほっこりする意味の慣用句です(笑)
また、「仲が良い」という意味から派生して、「切っても切り離せない関係」という意味で使われることもあります。
例文:
Donald Trump y la polémica son uña y carne.
→ドナルド・トランプと論争は切っても切り離せない関係だ。
最初の参考ページから拝借した例文ですが、トランプ大統領が何かする度に論争が起こる、ということですね。
彼は特にメキシコ相手に厳しい政策を進めていますから、ラテンアメリカ諸国からの注目はかなり高いと言えます。

参考ページ(英語/スペイン語)
https://www.spanishpodcast.net/una-y-carne/
https://expresionesyrefranes.com/2007/10/18/ser-una-y-carne/
Comments
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